老後2,000万円問題、実はまちがっている?
- 実際に自分が老後に必要な金額はいくらか。
- NISAとiDeCoの違い。やらなきゃダメなのか。
節税や保険、お金の悩みって学校で教えてませんよね。
この記事は、お金のお守り本「貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください」を読んだ感想です。
- 面白かったこと。
- 実績しようと思ったこと。
- 勉強になった点の要約
について、まとめました。
本のタイトル:貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください
著者
税理士 大河内薫
漫画家 若林杏樹
出版社 サンクチュアリ出版
文章だけの本だと、税金とか投資信託の話は寝オチするほど読むのがツラい。
しかし「貯金すらまともにできていませんがこの先ずっとお金に困らない方法を教えてください」は漫画なので、めちゃくちゃ読みやすい。
「お金のお守り本」読んだ感想【レビュー】

税理士の大河内薫さんのVoicy(音声配信メディア)では、本書のことを「お金のお守り本」と読んでます。本書のあとがきにも記載されています。
- あんじゅ先生のゆる~い絵。
- ふるさと納税の額でざっくり収入がバレる。
- 貯金で2倍にするには7万年以上もかかる。
- 付加年金
- iDeCo
についての感想です。
あんじゅ先生のゆる~い絵

難しそうな話だからこそ、漫画家の若林杏樹先生の漫画がベストマッチ。
税金などのお固~い話も、ゆるい雰囲気の絵が中和してわかり易いです。
ゆるふわな中で、たまに出るシリアスシーンがスパイスとなり印象的。
まるでジョジョの奇妙な冒険の「ゴゴゴゴゴ…」。
背景に効果音がつきそうな、迫りくる顔のドアップが超面白いです。
そして国を表現するキャラが、なぜか暗殺教室の殺せんせー風なのも笑えます。
合コンで収入がバレる?魔法の質問は、ふるさと納税額

合コンで「ふるさと納税いくらしている?」と聞くと、年収を探れる。
大手町のランダムウォーカーさんからのアドバイスです。
なるほど年収が逆算できるというトリック。
もしもふるさと納税額を聞かれたら、「値踏みされている」という意識が必要そうです。
合コン自体にもう15年以上行ってないんですよね~。
自分にも、出会いが欲しいです(汗)
そして、大手町のランダムウォーカーさんの熊のアイコン。
超独特な熊のキャラクターですが、平然と漫画内に登場するのがけっこう衝撃的です。
貯金でお金を増やすのが不可能な理由

お金が2倍になるまでにかかる年数について。
実は簡単な計算方法があり、覚えておくと便利です。
計算式は72÷利率の数字。
この結果が、お金が2倍になるまでにかかる年数になります。
たとえば金利が6%の場合は、72÷6=約12年。
約12年で2倍になります。
これを日本の銀行に当てはめて計算すると。
現在の金利は0.001%
72÷0.001=72000年
フリーランスにおすすめな月額400円の付加年金

付加年金の月額がたったの400円って、なんとAmazonプライムより月額安い。
しかしずっと「いつかやらなきゃなあ」状態で付加年金の申し込みをしていませんでした。
「お金のお守り本」で紹介されている内容で、フリーランスにとって最優先事項が付加年金。
この機会に「いつかやらなきゃなあ」状態を抜け出して申請します。
いつかは節税効果の高いiDeCo(イデコ)を目指して

iDeCoとつみたてNISAは投資対象は同じですが、iDeCoの方が節税効果が高い。
つみたてNISAのみ行っていた僕は、先にiDeCoを始めれば良かったと後悔しました。
とはいえ、つみたてNISAに加えて更にiDeCoまで払う余裕がまだありません。
だからといって、つみたてNISAの額の変更手続きも面倒。
マネリテが上がったと感じた点を要約:お金のお守り本

フリーランスが真っ先に確認するものは「付加年金」
付加年金は2年で元が取れて、3年目からプラスになるのでフリーランスは真っ先に確認するべき。
- 対象者は自営業者(個人事業主・フリーランス)。
- 月額400円を年金に追加して支払う。
- 老後に年金として受け取る金額(年額)は支払った総額の半分。
- 2年受け取れば元が取れる。
- 支払った金額は控除になる。
- 受け取る時には税金もかかる。
フリーランスでもし民間保険に入るなら「就業不能保険」
独身の場合は民間保険が不要になるケースが多い。
そんな中、フリーランスでもし民間保険に入るなら「就業不能保険」。
- 事故・病気や障害で働けない状態になった場合に保険金を受け取れる。
- 自営業者は障害年金が手薄なので。
はたけない時の安心保険
- 35歳男性、保険期間60歳まで。
- 月10万円保証の場合、保険料は月2,390円。
国民健康保険は高額療養費制度によって、月に支払う医療費は限度額があります。
もし入院しても月々の支払いが、高くても約8~9万円に収まる制度です。
くわしくは限度額適用認定証の記事で紹介しますね。

iDeCoとは?注意点やデメリットについて
iDeCoとは証券口座のiDeco口座で、インデックス投資ができる制度です。
- iDeCoの特徴や注意点。
- iDeCoは受け取り時がむずかしく、税金計算が必要になる。
についてまとめます。
iDeCoの特徴
- 掛金が所得控除になるので「所得税と住民税が安くなる」。
- 投資の利益にかかる税金は「ずっと非課税」
(つみたてNISAの場合は、20年間非課税) - 掛金の上限は、職業など人によって変わる。
iDeCoの注意点
- 60歳まで引き出せない。
(加入期間によっては61歳〜65歳に) - 受け取り方が難しい。(税金の計算が必要)
- 口座開設に最初、2,829円かかる。
- 委託手数料が毎月171円。
iDeCoの受け取り時には税金計算が必要
一括受け取りか分割受け取りか、事前に税金計算が必要。
フリーランスの場合は、一括で退職金扱いとする方が良い可能性が高い。
掛金を払った期間など人によって違います。
なので60歳の受け取り次期までに、税金計算をして受け取り方法の判断が必要となります。
まとめ:お金のお守り本を読んだ感想。マネリテが上がったと感じた点を要約
以上、お金のお守り本を読んだ感想と、マネリテ上がったと感じたことの要約でした。
- あんじゅ先生のゆる~い絵。
- 貯金で2倍にするには7万年以上もかかる。
- フリーランスが真っ先に確認するものは「付加年金」。
- フリーランスでもし民間保険に入るなら「就業不能保険」。
- iDeCoは節税効果が高いが受け取りが難しい。
以上。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
他にも自分が使ってみて良かったことや、新たに取り組んで良かったことの発見を届けていきます。
それでは、またー

