フリーランスって何歳からでも始められるのか?
- スゴくなくてもフリーランスになれるのか。
- 資格がなくてもフリーランスになれるのか。
フリーランスになると決めても準備の仕方や、自分の強みの見つけ方でつまずきますよね。
そんな悩みを解消してくれる本が「前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?」です。
著者は主婦でフリーランス歴32年、コピーライター・プランナーの前田めぐるさんです。
本書は「あなただからできる働き方」をテーマに、フリーランスの心構えや強みの尖らせかたがわかります。
この記事は、そんな「前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?」をわかりやすく要約。
あわせて実際に自分のケースで、肩書きとキャッチフレーズを作ってみた感想を紹介します。
「前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?」の要約

フリーランスは武器を磨き、変化し続ける

フリーランスの自由と武器はセットです。
依頼に応えれるように学び続けて、変化していくことが必須。
武器を錆びつかせる暇はありません。
好きをきわめ、得意なことを尖らせて、ニーズを見つけて働きます。
ニーズがあれば、名刺をつくって名乗るだけ。
やってみてから軌道修正

思いついたらまずやってみましょう。
最もリスキーなのは、準備ばかりして実際に行動しないこと。
真っ暗な暗闇も一歩足を踏み入れれば永遠の闇ではありません。
だんだん目が慣れてきます。
まずは一歩を踏み出しましょう。
現実を動かし「すでに働いている」という実績をつくってしまう。
そして強みを生かせる分野で専門家として生きるのです。
どんなふうにでも働ける

たとえライフスタイルの変化が訪れてもたとしても。
「こんな時期だからできることもある」と考え、もっと違う次元で社会をとらえて、自分を俯瞰するのです。
その時々のベストな選択ができるように歩み寄り、折り合いをつける。
妥協でも勝ち負けでもない、物事の調整です。
俯瞰力と折り合い力は、その後の仕事や人生の役に立ちます。
これから訪れる未来に、生きている自分を全部使いましょう。
ひとつずつ積み上げていくと、いつも道は拓けます。
学びは実行しチャレンジを習慣に

小さな行動は、必ず次の何かにつながる
読書は冊数ではなく、学びを実行に移すこと。
たくさんの先輩の経験を疑似体験するつもりで、行動に落とし込みましょう。
もし「どうしよう」という悩みに対面したときには「どうすれば?」に変えて考える。
すぐに解決できないことでも、とにかく今できる小さなタスクにして、一歩進めましょう。
新しい場所に行くには、新しいチャレンジが必要
昨日まで、昨年までしなかったことをするだけで、意外と変化は起きます。
変化し続けることが、フリーランスの仕事。
そう決めてチャレンジすると、今までは勇気を必要としたことが、ちょっとした踏ん切り程度でできるようになります。
人脈作りのコツ

交流会での人脈作り
「何をすればこの人の役にたてるだろうか」と考えて、相手に接する。
- 相手を知りたいという気持ちで関心を寄せる。
- 自分がその人の役に立てなくても、自分の知り合いがその人の役に立てるかもしれない。
テーブルを渡り歩いて自己紹介をまくしたてるのではなく、たまたま近くにいた人と記憶に残る時間を作るようにする。
チームやパートナーシップで働くとき
得意なことでお互いを補完しあえれます。
そして何より、チームやパートナーの相手に望む前に、相手にとって望まれる自分であるようにしましょう。
あとになってもめないように、次の5つについて事前に話をしてきめておきます。
- 目標
- 期間
- 仕事の分担
- 費用の分担
- 利益の配分
口約束でなく、文章で記録に残してトラブルを防ぐこと。
肩書きとキャッチフレーズの作り方

誰かに喜ばれたことは商品になる
クライアントに喜ばれたことは?
上司や先輩、友達にほめられた体験は?
かたちのあるもの、ないもの。
全部ひっくるめて商品です。
キャッチフレーズの作り方
喜ばれたことを「キャッチフレーズ」+「肩書き」のかたちに変換します。
「えっ、そんなこと?」と思うかもしれませんが、ニーズがあれば仕事にできます。
そして顧客が「どんなふうに変化していけるか。どんな成果が得られるか」をキャッチフレーズにします。
よくある失敗が、肩書や内容を説明しようとしすぎることです。
顧客があなたを選ぶ理由は、3つの「W」
一言で言えば「どんなあなたが、どんな理想の顧客に、どんな価値を届けられるか」
- Who(誰が)
- Whom(誰に)
- What(何を)
ビジネスは相手と自分なのです。
まず、ターゲットがよりよい状態になるようにとことん考えます。
できるかできないかは、二の次。
すると、相手に寄り添った目線でのメニューが思い浮かびます。
次にできることを見定めるのです。
スキルを分解して未来の仕事として育てる方法

私たちが日々目にする新商品のほとんどは、すでにあるものの組み合わせ。
仕事もさまざまな知識やスキルを無意識に組み合わせて使っています。
なのでスキルは汎用性があり、新たな仕事にも生かせる。
新たな仕事にスキルを生かす8つの展開
- ターゲットを変える
- ジャンルを変える
- メディアを変える
- 時代のニーズから発想する
- 好きで得意なことから発想する
- 性格やキャラクターで個性を出す
- 複数のスキルや資格を組み合わせる
- 体験を生かす
「前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?」を読んで実行した感想

喜ばれたことを「キャッチフレーズ」+「肩書き」のかたちに変換した例
自分のケースでキャッチフレーズと肩書きを考えてみた。
- キャッチフレーズ「何歳からでも変えられる! 大人になってもカッコよくいこう」
- 肩書き「楽しみながら身体を変えるトレーナー」
- キャッチフレーズ「フリーランス初心者のかけこみ寺! 調べなくても全てここで解決」
- 肩書き「個人で働く不安や悩みをなくす、いきなりフリーランス」
- キャッチフレーズ「まとめて調べて記事に! 貯めてたデータがスッキリします」
- 肩書き「調べるのが苦手な人でもわかる・楽しくなる・データ分析ブロガー」
なんだか「それっぽい」の出来たような気がして、すぐにブログのサブタイトルやら変更。
後回しにしてばかりの自分が、まさかのキャッチフレーズを作れてしまった。
スキルを分解してキャッチフレーズをあてはめてみた例
スキルを分解した8つの展開を、自分のケースで考えてみる。
- 「モテ運動指導者を目指す人のための3か月集中ボディメイク塾」
- 「フリーランスを目指す人のための3か月集中副業塾」
- 「現役ボディメイク指導者による健康体操」
- 「動画でわかる、フリーランスになる方法」
- 「節約大好き!一人暮らしのストレス感じない節約術コレクション」
- 「ボディメイクトレーナーがプロデュース! モテ社長3か月改造計画」
- 「読書ブロガーのダイエット日記」
まとめ:前田さん、主婦の私もフリーランスになれますか?
ぜひあなたも「誰かに喜ばれたこと」をキャッチフレーズに生かしてみて下さい。
そしてニーズがあるかどうかを継続的に見直す。
- 今すぐニーズがあるのはどれか
- 未来の仕事として育てていきたいのはどれか
本書では「特に何かを表現することが仕事なら、体験はすべてコンテンツになる」とあります。
以上、要約と読んで実行したことでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた~
