でも今の仕事を辞めて、フリーランスになるのも勇気がいりますよね。
おそらく会社勤めの方は誰もが、フリーランスはむずかしい印象があると思います。
実は「仕事を獲得する」意識さえあれば、そんなにフリーランスはむずかしくないです。
この記事は、フリーランス時代の到来が描かれた「普通の会社員がフリーランスで稼ぐ」を読んだ感想です。
本書は2014年発行。
著者はフリーランスのマッチングサービスを提供する株式会社Waris、代表取締役CCOの田中美和さんです。
- 働き方が、個人の幸せを最大化させる
- フリーランスでの働き方は「つながり力」が必要
について紹介します。
記事を読み終えると、フリーランスって意外とむずかしくないと思うはずです。
そして働き方の幅が広がるかもしれません。
簡単な要約「普通の会社員がフリーランスで稼ぐ」

これからは、変化に合わせて多様で柔軟な働き方が、個人の幸せを最大化させます。
なぜかというと、労働人口の減少で、70~75歳くらいまで働き続ける時代になるからです。
- 女性の平均寿命は86歳。男性は80歳
- 会社の平均寿命は30年
- 年金の支給開始年齢の引き上げ
そこで本書では「長い期間、どんな環境であっても働きつづけれるフリーランスとは?」をテーマにしています。
今後は時代の変化に合わせた働き方が、個人の幸せにもつながるでしょう。
「普通の会社員がフリーランスで稼ぐ」読んだ感想
フリーランスでの働き方は「つながり力」が必要

本書を読んで、フリーランスとして働くのに大切なのは「つながり力」だと感じます。
なぜなら、仕事をもたらしてくれるのは「人」だから。
僕が会社員だった頃は、上司から自動的に仕事を与えられました。
しかしフリーランスになると「仕事を獲得する段階」が必要になります。
筆者は周囲に対して、「自分ができること」「得意なこと」「やりたいこと」を知っておいてもらう。
これこそが仕事獲得につながると言います。
宣言すると、本当にお仕事が舞いこんできた

実際に動画編集ができることを周囲に宣言して、こんなことがありました。
僕はふだんフィットネス施設で運動指導しています。
なので宣言するにしても、加圧トレーニングやヨガの方が仕事につながるはずです。
しかも多くのフィットネスクラブが、YouTubeチャンネルを既に開始済み。
仕事を貰うつもりではなく、休憩中の話題として軽~く、動画編集できることを話しはじめました。
するとある日、フィットネスクラブの方から「○○みたいなYouTube動画って作れますか?」と声がかかりました。
どうやら新たにチャンネルを立ち上げるらしく、ちょうど僕が動画編集できることを伝えていた相手が担当者になったのです。
ダッシュで試作品の動画編集をして提出。
すると、まさかのお仕事を頂けることになりました。
単なる偶然が重なっただけですが、動画編集できることを伝えていなければ、発生することがない展開。
印象に残ったフレーズ「口へんに十と書いて叶う」

口へんに十と書いて”叶う”でしょ。それくらい何回もやりたいことは口にすることが大切なんだよ。
引用元:「普通の会社員がフリーランスで稼ぐ」
この文章を見て、僕もできることを口に出して言おうと決めました。
そうしないと、持ってる能力も無いことになるので。
そしてせっかくの能力が、相手にうまく伝わらないと意味がない。
「定期的なキャリアの棚卸し」をして、伝える準備をしておくのも必要です。
まとめ:フリーランスはつながり力が必要「普通の会社員がフリーランスで稼ぐ」読んだ感想
- 時代の変化に合わせた働き方が必要
- 仕事をもたらしてくれるのは「人」
- 持っている能力は、周囲に伝えておく
自分のやりたいことや興味・関心、得意分野を、周囲に知ってもらうこと。
あなたも気になったら、ぜひ実際に読んでみてください。
長い期間、どんな環境であっても働きつづけれるフリーランスのイメージが湧くはずです。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございます。
それでは、また~。
