- 自分のやりたいことが分からない
- 好きなことが分からない
- どんな仕事が向いているのか分からない
僕も、自分のやりたいことや好きなことが「ない」人間でした。
あれこれ考えて、見つけた原因のひとつがこちらです。
人生を心地よくするために「嫌なことを取り除くアンテナ」を立てていた。
「好きなこと探しのアンテナ」が立っていないと、どんな時に自分が笑顔になっているのか実感がわかず、自分のやりたいことが分かりません。
この記事では「なぜ嫌なことを取り除くアンテナを立てていると、やりたいことが分からないのか」の体験談です。
そして、対策として取り組んだ「小さな嬉しさを感じる練習」についてお伝えします。
「取り除く」はできるけど「取り入れる」が苦手になってしまう
僕は、人生を心地よくするために
- 苦手な人とできるだけ関わらない状態にいたい
- 気のすすまない業務をできるだけ減らしたい
- 満員電車を避けたい
などの「嫌なこと」を、できるだけ取り除いていきました。
その結果、今までより少しは快適に感じます。
ですが、「自分のやりたいこと」や「好きなこと」、「どんなことが自分は嬉しいと感じるのか」は、分からないままでした。
「取り除く」はできるけど「取り入れる」が苦手になっていたのです。
「好きなこと」を見つけるアンテナが立っていなかった
たとえば、今日は家を出てから「赤い物」を数えると、決めたとしましょう。
するといつも通る道でも、郵便ポストなどの「赤い物」が、たくさんあることに気づけます。
これは脳が「赤い物をみつけるアンテナ」を立てている効果です。
「青い物」にはアンテナは反応しません。
同じように「嫌なことをみつけるアンテナ」が立っていると、嫌なことを探しているので「好きなこと」を見つけるのはむずかしいはずです。
でも大丈夫です。
今までのはムダではありません。
「嫌なことを取り除いて、好きなことを見つけるアンテナを設置するスペースを準備していた」と思えば良いのです。
やりたいことを見つけるには?その前段階を整える
そこで僕は、どうやったら「好きなこと」や「嬉しいこと」を感じられるかを考えました。
やり方は、そのまま今までと真逆で「好きなこと」や「嬉しいこと」に対してアンテナを立てるのです。
新たな快適を取り入れるための前段階、「小さな嬉しさを感じる練習」を始めました。
- 部屋にこれがあると嬉しい
- たまには湯舟に入ってみるのも気持ちいい
- 部屋の空気を入れ替える
- 朝起きたときに「今日も良い1日になるぞ」と宣言する
- 夜寝る前に嬉しかったことを3つ書いてニヤニヤする
自分が笑顔になるときを探そう
本当に望んでいる「好きなこと」や「やりたいこと」のトビラは、錆びついて開くのが大変です。
小さな嬉しさで錆びを少しずつ削っていくのが、確実な方法だと僕は信じています。
そのためにも、いろいろな人の好きなことを、見たり聞いたりする。
「いろいろな幸せの形」を知ったら、疑似体験でもいいから、自分はどう感じるのかを試していきます。
あなたもぜひ、「嫌なことを取り除くアンテナ」の代わりに、どんな時に自分が笑顔になっているのか?「好きなこと探しのアンテナ」を立ててみて下さい。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。